中国切手の買取

以前、一時期にあった切手収集のブームがなくなってしまったことにより、切手への注目度は下がってしまいました。しかし中国切手に関しては、そうした流行とは別に、「古美術品」のような扱いがなされているようです。このような高値での買取は以前から続いていますが、これまでの相場の傾向から見て、中国切手がその特別な地位をさらに高めつつあるように感じられます。そのためか、多くの切手を手放してしまった収集家の方たちも、中国切手は手元に残している場合が多いようです。価値が高まることと手放し難くなることの循環で、これまでに中国切手の買取額は非常に高い水準を維持してきたのです。

これまでの傾向から見て、中国切手の買取額が今以上に高まる余地は、まだまだ残されています。しかし、株のように急な変動をすることは考えづらいように思えます。なぜなら、先に述べたように、中国切手は「古美術品」のような立場にあるからです。古美術品は時の経過で価値が高まっていきますが、1年や2年で買取価格が高騰することは滅多にありません。また、壊れたり色褪せたりしない限り、価値が暴落することもありません。ですから、「価値が下がると困る」というような思いに駆られた人たちが、挙って金券ショップやリサイクルショップに買取をお願いするような事態はないでしょう。中国切手の買取はこれまでと同じように、高い金額の水準で、穏やかに行われるのだと考えられます。